家具と人生
家具は自分の人生の苦楽を共に生きていけます。婚礼の家具なら婚礼の日から生活が刻み込まれ、自分の人生と共に年老いていくのです。月日を刻んでくれる物と生きることは、人生を大切にすることになりえます。生活の積み重ねが出来る物を使っていないと、人間としての厚みも出てこないでしょう。家具は物体・オブジェではなく、そこのは何かがあります。使い込む程良くなる物を見ていると、人にそれぞれ人柄があるように、物にも物柄が見えてきます。それが物の心であり、大切に使えば光輝いてくるのです。